未来共創イニシアティブとは

「社会課題の解決策をマルチステークホルダーによるオープンイノベーションで共創・社会実装し、コレクティブインパクトを創出する」
工業化と経済成長の恩恵を受け、豊かな社会と長寿を享受することができた20世紀に対し、21世紀のいま、多くの先進国は、様々な面で成長から飽和の局面に転換し、地球温暖化、少子高齢化などの課題に直面しています。他方、新興諸国は、人口爆発が続くなか、貧困を脱し成長と豊かな社会を実現することが課題です。2020年はコロナ禍が世界へ波及し、社会・経済システムの根幹を揺るがしています。
これからの社会には「自律・分散・協調型」のシステムへと再構成していくとともに、人生100年時代を見据えた「新たな豊かさ」を追求していくことが必要です。
この実現に向け、課題解決先進国を掲げ10年にわたり変革を提言してきた「プラチナ社会研究会」と、SDGsに先駆けてイノベーションによる社会課題解決に取り組んできた「未来共創イノベーションネットワーク」は統合し、「未来共創イニシアティブ(ICF)」をスタートします。
包括的な会員基盤にもとづく未来共創のエコシステムの構築、社会変革への提言と実現を目指します。