2023年5月11日(木)~14日(日)、パシフィコ横浜で行われました第96回日本整形外科学会学術総会(会長:尾﨑 敏文先生)において、弊社AIを活用した臨床研究が藤田医科大学救急科准教授の吉田昌弘先生により発表されました。
ランチョンセミナー27「大腿骨転子部骨折 ー診断・整復固定法の発展による治療戦略の変化」で行われたこの発表では、「骨密度と骨頭内セメント量の関係性」についての研究成果が紹介されました。
研究成果として、骨密度が下がるにつれて、骨頭内セメント注入量が上がる傾向(強い負の相関)が認められました。骨頭内セメント注入量は臨床予後に関わる重要な要素です。
従来、骨密度測定は一部の患者でしか行うことができなかったため、このような研究は困難でした。しかし、弊社AIは胸部X線写真から骨密度のデータを取得することができるため、手術患者における入院時の胸部X線写真を活用することで、全ての患者で骨密度のデータを取得することができました。
弊社はこのような臨床研究を応援すべく、X線画像からの骨密度解析受託サービスを開始しました。
